2022年3月1日にトヨタ自動車はサイバー攻撃が原因とみられる仕入先のシステム障害により全ての国内工場を停止しました。
全14工場28ラインが対象が対象で、影響は約1万3000台にも及んだとみられます。
しかしなぜトヨタがサイバー攻撃を受けたのでしょうか。
さらに今回は「ランサムウェア」と呼ばれる身代金要求型ウイルスだったそうです。
この「ランサムウェア」というのも聞きなれない言葉ですよね。
そこで今回はなぜサイバー攻撃を受けたのか、またランサムウェアとはなにかについてご紹介したいと思います。
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【小島プレス】トヨタはなぜサイバー攻撃を受けたのか?
今回なぜトヨタ関連会社の小島プレスはサイバー攻撃の標的となってしまったのでしょうか。
背景にはやはり今回のウクライナとロシアの紛争が関係しているのでは?
岸田総理をはじめとする政府は「確認した上でなければ答えるのは難しい」と明言を避けていますが、専門家などは「紛争が始まるとランサムウェアなどサイバー攻撃が増えてくる。このランサムウェアはロシアのグループが多い」との事。
またロシアは経済制裁の影響などもありロシアの通貨・ルーブルの価値が下がっている為、ロシアのグループが外貨を狙う可能性が大いにあり得るそうです。
つまり今回はトヨタが犠牲になってしまいましたが、いつどの企業が被害にあってもおかしくない状況だと思います。
またANNニュースでは「便乗犯には注意が必要」といった内容もありました。
便乗犯とは世界で大きな出来事などが起こった際に騒ぎに紛れて犯行を行うパターンです。
特にサイバー攻撃は増加傾向だそうです。
今後警戒するならば『紛争の影響で~の在庫が少なくなる可能性があるからチェック』
このような文言でクリックさせてウイルス感染させるそうです。
しかしこのあまり聞きなれないランサムウェアとはなんでしょうか。
ランサムウェアとは何?
ランサムウェアとは、身代金を意味する「Ransom」と「Software」を組み合わせた造語であり、暗号化などによってファイルを利用不可能な状態にした上で、そのファイルを元に戻すことと引き換えに金銭(身代金)を要求するマルウェアを指します。
引用:ICT Business Online
マルウェアとは、「malicious software(悪意があるソフトウェア)」の略語であり、意図的にパソコンやスマホに不具合を起こす目的で作成されたソフトウェアのことです。
大きいマルウェアのカテゴリーの中にランサムウェアがあるといった感じです。
ランサムウェアは2010年頃から世界中で被害が報告されるようになりました。
日本だけでもこんなに被害があったんですね。
ランサムウェアの特徴は暗号化した上で身代金などを要求することにあります。
治す為には身代金が必要。といった感じですね。
詳しい内容まではわかりませんが小島プレス社への脅迫もきているようです。
何か追加情報が入り次第更新したいと思います。
まとめ
今回はサイバー攻撃を受けた小島プレス社と、ランサムウェアについてご紹介しました。
既に実損がでており今後も更なる被害が懸念されるランサムウェアです。
2022年3月1日現在もウクライナとロシアの紛争は収まっていないことから今後も色々な所でサイバー攻撃の被害が出てしまうかもしれませんね。
一刻も早く解決に向かう事を願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。